漆は日本を代表する塗料です

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漆の特長 

漆は、漆の木から採取される樹液で天然の高分子化合物です。主成分はウルシオールと言われる油です。この油の中に水が分散し乳液上になったものが漆です。

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漆の硬化する過程は、漆に含まれる酵素が、空気中の水分から酸素を取り込み硬い皮膜をつくります。漆が硬化するのに温度(25℃)と湿度(85%)が必要なのはこの酵素が活発になる条件なのです。
漆は、酸やアルカリ、塩分、アルコール等に対しての耐酸性や防水、防腐性があります。また、電気に対する絶縁性も持っています。漆の樹から採取された漆を精製したものを【生漆】と呼びます。生漆は用途に合わせて次の3つの種類に加工されます。”生漆"(きうるし)、"透漆"(すきうるし)、"黒漆"(くろうるし)です。色のあざやかな漆は、透漆から作られる”朱合い漆”(しゅあいうるし)をベースに、色々な顔料を加えて作られます。漆は浸透力が有り、その塗膜が乾固しても中で酵素が生き続けています。表面の色艶が褐色から徐々に透明感を増し、美しい色合いへあざやかに変化していきます。数千年も前から食器類をはじめとする日用品や、船舶、建築物等に塗料として広範囲に利用されてきました。漆と漆の技法は、大陸の仏教文化や食文化と共にシルクロードを経て日本に伝えられました。正倉院の宝物や、法隆寺の宝物にそれを窺知する事ができます。このように漆とその技法は、日本の文化と共に美しさを求め続けて発達し、現在に伝えられてきたものです。漆は「うるおう」とも言われています。漆の艶や塗り肌を表現したものでしょう。日本の永い歴史の中で漆が愛され続けられた事が言葉の中に残されています。知れば知るほどに不思議で奥の深い漆は、自然の天然素材で地球環境にやさしい無公害の塗料です。